2019年07月23日

二人は一緒に

OUT老の宣伝担当シマカワ、本日2つ目の日記。

実験的劇ユニットOUT老では、2011年の暮れ、
井上ひさし「キネマの天地」を上演しました。
その出演者でもあった二人の2019年の情報。

OUT老の女優4人写真の右端、中島悦代と
写真はない阿部義が、そろって出演する朗読会。

「第8回 朗読赤十字奉仕団朗読会―和・輪・話」
日時:2019年8月2日(金) 13:00〜16:30
会場:高輪区民センター 区民ホール
(地下鉄 三田線・南北線の白金高輪駅1番出口直結の
高輪コミュニティープラザ内 駐車場なし)
出演:朗読赤十字奉仕団 団員16名
特別出演:野間脩平
料金:1,000円

朗読会は3部構成で、順に
「昭和〜令和に活躍の作家たちの作品」
「朗読会や訪問朗読で人気の作品」
「近代文学文豪たちの作品」
です。

阿部Pは、第U部に小泉八雲「かけひき」を。
中島悦代は、第V部で、芥川龍之介の「鼻」を。

朗読赤十字奉仕団は、日本赤十字社東京都支部の特殊奉仕団のひとつ。
高齢者施設や保育園などで、毎月朗読会を開いています。
阿部、中島、そして私シマカワは、去る7月19日、
港区の特別養護老人ホーム「白金の森」で朗読会でした。

その日は、阿部−西澤實作「瀬戸内の鬼」、
中島−松谷みよ子作「わかがえりの水」を朗読。
その他、「絵本劇」と称して、西本鶏介作「毒入りのごちそう」を
バアサンが阿部、嫁が中島、地の文がシマカワで、
演じてみました。
聞いてくれた入居者の皆様、ありがとう。

「朗読赤十字奉仕団」の活動状況は、同名のフェイスブックでも見られます。

posted by OUT老 at 22:01| Comment(0) | 日々のもろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

引退は、恥か誇りか

OUT老の宣伝担当シマカワです。
「実験的劇ユニットOUT老」の役者連が再び集結して
公演を打つのは、まだ少し先のようですが、
それぞれの場で行うパフォーマンスをおしらせしますね。

明日7月24日(水)から28日(日)まで
OUT老女優写真の左端・大塚みどりが
池袋で7回公演。

「特攻隊、それは恥か誇りか」
「このたび私はなんとも哲学的な役どころ」
などと、みどり嬢から届いた手紙にありました。

手紙を読んだあと、しばらく
お笑い芸人の引退・非引退ニュースを見れば
「引退、それは恥か誇りか」、
近所で誰にも看取られずなくなった人がいたら
「在宅ひとり死、それは恥か誇りか」、
情熱あふれる指導者に罵倒されつつ通っている
演劇レッスンの場では
「通い続けるのは、恥か誇りか」
…などと、つぶやいているシマカワです。
私は、土曜昼回を予定。

☆☆☆

演劇ユニット ニラカナエナジー 第2回公演
「恥と誇り」
作:中村賢一郎
演出:大杉 良
日時:2019年7月24日(水)19:00
    2019年7月25日(木)19:00
    2019年7月26日(金)14:00、19:00
    2019年7月27日(土)13:00、18:00
    2019年7月28日(日)13:00
会場:池袋シアターグリーンBOX in BOX THEATER
料金:5,500円  (学生当日は3,500円)
取扱:カンフェティ、カルテットオンライン ほか
出演者:鈴木里実 松田一亨 魚住如心子 川邊史也 望月香奈
   木ノ下藤吉 宮ア愛美 添谷隼士 江澤蛍 平安伸伍 松井友作 
   森正二郎 濱田晃成 永野和宏 大塚みどり 成田浬

特攻隊の話だから南九州の話かなと思ったら、
なんと満州が舞台だそう。
さらに、「終戦後」に「特攻攻撃」ということで、
なにがなんだか。
でも、これ以上の予備知識はなく行って楽しんでこよう。

五十嵐匠監督「二宮金次郎」で、豊田正作を演じた
成田浬さんも、みどりさんの隣にお名前が見えますね!
「かいり」って読みます、このお名前。なりたかいり。






posted by OUT老 at 19:08| Comment(0) | 日々のもろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月22日

見てから文句いったほうがいいよー

OUT老の宣伝担当シマカワです。
で、おしらせしたドラマリーディング
「葛飾応為 画狂人の娘」を見てきました。
1月20日の夜の部。

明日1月23日(水)14:00の回で終わりです。
「多賀谷さんは大好きだけど、男女逆転なんて
遊びが過ぎる。今回は見に行かないぜ…」といっていた
アナタ、見たほうがいいですよ。
見ると、いろいろ言いたくなる、
つっこみどころ満載の刺激的なステージ。

「ドラマリーディング」というから、時代劇でもカツラや着物は
つけないで、数人が横並びに立って本を読み合うのかなと
思ったら、そうでもなく、舞台上に置かれたいくつかの箱に
腰掛けたり、上ったり、降りたり、寝たり、あぐらをかいたり、
足を開いて立ってゆらゆらゆれたり、立った人の足元にすがったり。

いろいろな動きもある中で、なんといっても
本(台本?)を開いたところに顔を寄せ、小筆で何か書き続ける
仕草をするのが、初盤の目立つ動きでした。
お栄(葛飾応為)が、自然にそこにいる登場シーン。

一緒に見に行ったのは、50代女性。芝居も朗読もやらないけれど
蓬莱竜太、中島かずき、中島淳彦、宮藤官九郎などの作品をよく見ている人。

観劇後の居酒屋で、その女性と語り合った一部をご紹介。

・カツラどうなんだろう。途中でとったけど、最初から白髪でもよかったのでは?
・私は最初のカツラの奇妙な感じがいいと思った。白髪もすんなり。
・北斎が最初のほうずっとしゃべってて、後ろで他の出演者が本をめくってるとき、
他の出演者はここにいたほうがいいのかしら、いなくてもいいのではって思ったり、
このまま北斎がずっとしゃべる芝居かなーと思ったり。
・他の出演者がページをめくるとき、みんなで一斉に音を立ててめくり、
そろってますよって感じが、なんか邪魔だった。
・耳で聞いているのだから、自分の出番までめくらない人がいてもいいのにね。
・実際、ページの端を折ったりしてるのが、見えるくらいだから、すべての
ページをそろってめくらなくてもいい気がするよね。
・ドラマリーディングって、みんなで一緒に本を読んでる感が必要なのかしら。
・詠み芝居と違うのかしら?
・違うでしょ、装束つけてきちんと芝居をしながら、地の分を別の人が読むという
形じゃないもの。今日のは。
・でも、語り手の鴻山は、「と、お栄は・・・」って、役の人の動きに合わせて
絶妙の音とタイミングで語ってたじゃない。
・そうね・・・
・あの人は、男が男の役で語りだったね。
・男女逆転!!っていうけど、要は女性出演者が多いため
苦肉の策ってことじゃないかな。語りは男なんだから。
・若い女性たちはプロで、ほかはアマチュアなの?
・若い女性も中年も高年も達者なアマチュアか半プロか??
・若い女性は、髪を後ろに結ぶだけで、男性役に自然に見えたけど
若くない女性は、体の肉付きも髪も、どうしてもオバチャンに見えるね。
・そうだねー。後ろに結ぶだけってのはなかなかできないね。
・いっそみんなカツラの下につける羽二重とか、メッシュニットみたいな
もので、髪をまとめたらどうだったのかな。
・中高年の女性は、どうしても、自分にとってうまくいったセット(髪)で
人前に出たいものだからね。それが、役として違和感あるってことか。
・でもすごいね。今は色々いってるけど、見ているときは、それぞれが
北斎や馬琴に見えていたんだから、いつの間にか中高年女性は
イメージから消えていたってことか。
・高齢の男性が嫁入り前の娘をやってるのも、なんかすんなり
入っていけたしねえ。芝居って不思議ねー。
・あのお栄役の人はね、カラオケでマイクなしで歌う70代。
部屋がビンビン震えるくらいのすごい声が出る。
・今日の舞台でも、下向いて軽くしゃべってるのに、なんて言ってるか
よく聞こえた。立つ姿、動く姿も、声とあいまって女として見てた気がする。
・ああ、そうだねー。力いっぱいで台詞を言う感じが全然なくて、
軽く発してるのがよかったね。
・そのお栄さんに思われる男性、あれは、毎年見るシェイクスピア劇で
いつもお姫様役、お嬢様役をする女性でしょ? 今日は男性だったねー。
・そう、かわいい女役だけじゃないよって、楽しさが伝わってきた。
・あの人は、ほとんど台詞を覚えているみたいで、本を手にしないときも
あったけど、人によってその点はばらつきがあるのかな。
・遠藤周作の「侍」という作品をドラマリーディング(朗読劇?)で
秋に見たときも、一応みんな本は持ってたけど、台詞が自分のものに
なってるかどうかはバラつきがあった。
・でも、本が手にあっていいと思うと、出演者の幅が広がっていいのかな。
本なしだと、出られる人が限られるというか。
・「侍」のとき、一緒に見た人が「装束はいらないのでは」という意見で、
でも私は神父は神父の格好、侍は侍の姿で、話がわかりやすくて
いいと思った。
・「侍」では、出演者の出入りをなくし、皆がずうっと舞台上にいたほうが
いいのでは?と、同じ知人が言ってましたけど、それも私は反対意見で、
舞台上にいるって、かなり「居方」が難しい。本をどうするか、体や頭は絶対
動かさないのか、目線はどうするとか、あるでしょって思っていたの。
今日の「葛飾応為」を見て、さらにその気持ちが強くなったよ。


肴は、ほうれん草と茸のおひたし、刺身(すみいか、〆鯖)、
鯵の南蛮漬け、海老しんじょ蓮根はさみ揚げ、
もずく酢、しらこポンス、まいたけ天ぷら、しらすご飯、イクラと高菜のごはん。
まだ食べたかも。
酒は生ビール小、お燗の大山、麒麟の瓶ビール。
お銚子5本以上いったと思うけど、合計1万円いかなかった。

実験的な舞台とおいしい酒、盛り上がるおしゃべり、
いい夜でした。

人によってとらえ方は異なる。
見ないより、見て、なんだかんだ言うのが面白い。

posted by OUT老 at 14:16| Comment(0) | 日々のもろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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