2018年06月26日

草むしりのときの苔むしり

久しぶりすぎたのかしら、
ログインできなくて、少しあせりました。

このやり方で、前と同じに日記が書けるかどうか
試しに書いてみます。
OUT老の宣伝担当、シマカワです。
OUT老ブログが消滅しないようにと始めた日記書きは、
ほぼ個人的な話ばかり。

最近は、草むしりを中心にボチボチ仕事をしております。
根っこからむしるけれど、ゴミ袋の中には土を入れないように
土払いするのため、けっこう手間がかかります。

ゼニゴケみたいに土にへばりついた苔も取り除く必要が
あるおうちでは、その土を取り去るのにひと苦労。
バケツの水で洗ったって、簡単には落ちてくれず、
根気よくやらないと・・・。

日焼け対策より、蚊、腰が問題。

芝居・映画の話でなくてすみません。
試し書きなので許して。

最近見た映画は、
ジェニファー・ローレンス「マザー!」「セリーナ〜炎の女」
ダニエル・カルーヤ「ゲット・アウト」
クロエ・グレース・モレッツ「アラサー女子の恋愛事情」
ニコラス・ケイジ「オレの獲物はビンラディン」「ダブル/フェイス」「ヴェンジェンス」
どれもDVDだなあ。日本未公開で、DVDだけのもある。

「セリーナ」は、集英社文庫の原作を読書中。
そうでしょ、そうでしょ、あの人にもこの人にも、それぞれ物語があるでしょ、
という感じで読んでいる。映画では端折るしかないほどいろいろあるの。
作者のロン・ラッシュは、私より4歳上の1953年生まれ。

posted by OUT老 at 18:38| Comment(0) | 日々のもろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月19日

文字を目で見て声にすること

こんばんは
久しぶりに日記でブログ更新をしようとしたら、
書き込みページのデザインががらりと変わっていてびっくり!
でも、表示されるところは変わりなさそうなので、
このまま書いてみます。
OUT老の宣伝担当シマカワです。

OUT老の第1回公演のプロデューサーで、
第2回公演の役者、阿部義が、去る2018年4月17日、
駒場の日本近代文学館で朗読を披露しました。
志賀直哉「転生」。夫婦の会話が主体の作品で、
妻を秋山道子さん、夫を阿部Pという二人朗読。

「近代文学をたずねて 〜白樺派の作家達」という朗読会。
このグループの朗読指導者である野間脩平さんによる
白樺派作家解説もはさみ、中身の濃いもの。

客席もステージも緊張感の漂う会の中、
「転生」は、客席を笑い声で沸かせていました。
芝居から朗読にシフトした阿部Pならでは、
嫌なことを言う夫が、そこにいるかのよう。

全部で12人の朗読。それぞれに声が違い、
文のつかまえかた(?)も異なり、面白い。
その人でしか出せない味がにじみ出ていました。
有島武郎「一房の葡萄」を、読んだ佐々木冨紀さんの
包み込むような優しい声が今も耳に残っています。

☆☆☆

文字を声にするって、思いがけない力を持つものですね。
朗読会や、高齢者施設訪問朗読の場面で、そう思います。
今日はテレビでそれを思いました。

テレビ朝日の番組で大下容子アナウンサーが
官僚のセクハラ会話の録音を文字にしたものを
読み上げているシーン。
「キスしたいんだけど」「屁こいていい?」「オッパイさわっていい?」
ほか、文字にしてさらに大きなパネルにするのもどうかと思うような会話を、
教科書を読むように、まじめに大下さんが読み上げる。

40代後半の楚々とした美女が
感情を入れずに読みあげる会話文。
朗読会で味わうのとは違う醍醐味があって、
録音したくなっちゃった。

☆☆☆

さて、先日ちょっと書いた朗読講座の件、
OUT老の阿部P、中島悦代も参加、
ほかに朗読を教えているような熟練さんまで参加していた講座です。

2018年3月17日、13時半〜17時の講座の中で、
朗読指導の前に先生が話した内容メモの一部をここに残します。
例によって、聞いた感じですので、
本当に正確にこうおっしゃったわけでなく、
聞き間違いも含むとして読んでみて。
(長い)
先生は、1935年3月17日東京生まれ。

【朗読との縁】
朗読は白石加代子にひっぱりこまれ、かかわるようになった。
白石加代子がSCOT(旧早稲田小劇場)を辞めた頃、
たまさか白石のマネジメントの人を僕が知っていた関係で、相談された。

いわく、予定していた芝居が1本流れた、金はないが、時間はある…というわけで、
「だったら、セットも照明も共演者もいらない朗読がいちばんいいだろう」
と勧めたのが最初。

結局、セットも照明も用意することとなったが、これが、
その後ロングランとなった白石加代子の「百物語」。
「百物語」はいわゆる「怖い話」。百の物語は全部
やっちゃうと祟りがあるっていうんで、百全部はやっていない。

余談だが、京都府八幡市の石清水八幡宮の本殿西門の
欄間彫刻の「目貫の猿」も、あまりにもできがいいために、
夜中に猿が生きてさまよい歩くことのないようにと目に竹釘が貫かれている。

 【僕らはラジオデイズの子】
朗読は昔から興味があった。
僕は東京下町の生まれで、終戦の年に10歳。
ラジオで育ったところがある。子供の頃から、日本中、ラジオの時代だった。
戦時中から戦後、街頭テレビが出て来てやがて家庭にテレビが普及するまでの間、
人々はラジオを夢中になって聞いていた。
ラジオドラマ全盛の時代、八代目市川八百蔵(後に八代目市川中車)や
徳川夢声の朗読する「宮本武蔵」なんて、大人気だった。

八代目市川八百蔵は、二代目市川猿之助の弟。
歌舞伎役者としてはあまり出世しなかったが、
NHKラジオでの朗読は徳川夢声と並ぶ人気があった。

余談だが、二代目市川猿之助は物好きの人には上手といわれるが、
僕の祖母なんかは「あれは、小芝居の人間でねえ」とけなしていた。
母(初代市川猿之助の妻・古登)の実家は、千束の妓楼「中米樓」。
母は家計を助けるために実家のそばに「澤瀉屋」をつくり財をなし、
4人の息子全員を歌舞伎役者に育てる。
(※祖母さんの話は二代目猿之助の話か他の人かイマイチ理解できてない)

二代目市川猿翁(三代目猿之助)の子で俳優の香川照之は、昔、
僕のところでADをやっていたが、ADとしては才能が認められず俳優となった。
歌舞伎役者になると言いだしたとき、僕はやめろといったが、
現在は九代目市川中車となっている。
八代目市川中車の実兄である二代目市川猿之助の曾孫にあたる。

香川照之の前の市川中車が、さきほど話した怪談もののうまかった
八代目市川八百蔵(八代目市川中車)で、
「青蛙堂鬼談」なんてよくラジオで聞いたものです。面白いと思ったなあ。

その当時、「ラジオドラマ」というのが割と流行ったものだ。
世に流行りものというのは、いろいろあって、
たとえば「小唄」が流行った時期もあった。
「ゴルフ」と同じだね、社用族の間に流行って、「小唄」が社用に必要だという時代。
会社のお金で接待・飲食したりするいわゆる社用族(1951年朝日新聞造語)には、
小唄の稽古が必要というので、テープレコーダーを買い込んで練習したりしてね。
昭和3040年代のことだが、オープンリールのテープレコーダーが
昭和30年にソニーから発売されてよく売れたのも、
社用族の小唄の稽古が貢献してるのではなかろうかと思います。

余談はさておき、つまり「物語の時代」イコール
「ラジオの時代」といってもいいかもしれない、と思います。

【その後の「朗読」ブーム】
ラジオドラマ全盛の時代も過ぎて、そのうち、
家庭婦人の間に「朗読」が流行り始めます。
私は朗読専門家ではないから、NHKの元アナウンサーとか、
どんな人が朗読の「名人」か知らないけれど、
いろんなところから朗読の指導の依頼をいただくようになりました。
ラジオドラマの演出や、白石加代子「百物語」の演出をしていたから、
朗読の先生として適任と思われたのでしょう。

しかし、僕は朗読の専門家でないから、
・アクセントは教えない
・恐ろしく間違ったことを教えているんじゃないかと自分で思う
・アクセントのことをこんなにうるさく言うのは朗読の「業界」だけじゃないかと思う
・NHKのアクセント辞典なんて、合成ばかりでいい加減だと思っている

NHKのアクセント辞典がいい加減、合成」と言った理由は、
「どちらもあり」という記載が多いからです。
たとえば、熊のアクセントは「ま」「く
どちらもOKとなっていたりします。
書いたものを持っていたこともあって、
証拠品として持っていようと思っていたけど、どっか行っちゃった。

余談ですが、NHKって福島の原発がメルトダウンしたときに
科学の権威を大勢よんで、テレビで「メルトダウンしていない」との
発言を放送して、実際はその後メルトダウンしていたことがわかったときに、
間違いでしたという放送をしたでしょうか。
あのとき「していない」と発言していた人たちの誰ひとり
訂正をしていないと僕は記憶します。

よく言葉の後ろにアクセントを置くのがいけないという意見を聞きますが、
たとえば「人事」という言葉も、使い方によって異なる。
単独なら「んじ」と語尾が下がるけれど、
「人事部長」の中の「人事」は、「じん」と上がる。
下げるとそこで区切ることになり、上げるとまだつながっている感じです。
「四季」も同じ。単独では「き」だけど「四季の花」というときは「し」。
なんとなくそういうことになっている。

 地方のアクセントが重要となる場面もある。
「雪」を標準語(共通語)で発音するのと、
地歌舞の武原はんさんが言う「き」では異なるようにね。
「海」もそうです。関西の人は東京の人が聞くと
「膿」って言っているように聞こえる「う」って発音します。
僕が何度「み」と言っても聞かない。
その土地の人には譲れないところなんです。

だから僕は朗読の指導の中でも、アクセントは直さない。
アクセントはいい加減でいいと思っているのは、そういうわけです。
アーティキュレーションつまり、音楽におけるつなぎ方、切り方と同じだな。

歌に「ゆうやけこやけの あかとんぼ」ってあるでしょう。
あのメロディの高低だと「赤とんぼ」でなく「垢とんぼ」になっちゃうね。
しゃべりと同じアクセントで作曲しなくてはいかんという作曲家もいますが、
「赤とんぼ」はしゃべりと同じアクセントではない。
アクセントもよほどのことがなければ、僕は指摘しません。
日本語ってものすごくアバウトでインチキで、厳密に指摘する意味がない。

余談ですが、「東京」を「とーきょー」と書かせていた時代を知っていますか。
昭和14年頃の東京の町中の電信柱には、「とーきょー」と書いてあったんですよ。
駅の看板もルビがそのようになっていた。
理由は、その当時、南洋、トラック諸島などを植民地にする際、
日本の言葉を現地の人に教え込むのに、「とうきょう」が理解されず、
「とーきょー」としたからです。

【日本語がいい加減だと言いたいこと追加】
「兼務の中興」ってわかりますか。歴史で習ったでしょ。
足利尊氏が出て日本が内戦状態になったときの話。
そこに出て来る「護良親王」を「もりながしんのう」って習ったでしょう。
ところが、現在の教科書では「もりよししんのう」って読ませるんです。
文句を言いそうなところには黙っておいて、いろいろ変えるのが
常套手段になっている感じだね。

昭和天皇は皇后のことを、「ながこ、ながこ」って言っておられましたが、
「良子」が「ながこ」ですから、護良親王も「もりながしんのう」がしっくりくるけれどね。

「戸籍謄本」って、言葉が今はなくなっているってご存じですか。
今は「戸籍全部事項証明書」って言うんです。
僕は妻が数年前になくなって、役所に行くことが多く、それで初めて知りました。
いつから変わったんだ、断りもなしにという感じ。
役所や学校など、わかる人だけわかっている変更っていろいろあるんです。

僕は、朗読指導にあたって、言葉の意味も言いません。
文法も言いません。日本の文法がいい加減だからです。
文科省とNHKが権威だからね。

脚本家の橋田壽賀子さんの「はしだ」も、世間に流布するアクセントと
本人が言うアクセントは異なる。
また余談ですが、脚本家の向田邦子さん本人は
「私の名前は本当は、むかいだなの。鹿児島ではむかいだなのよ」と言ってました。

余談ですが、「CNN10」という学生向けのニュース番組の
エンドソングを聞いてみてください。
日本の童謡「叱られて」にそっくりだから。
ことほどさように、同じものはたくさんあって、
ひとつひとつ目くじら立ててもしょうがない。

神戸の震災の日に、黙祷するでしょ? 
そのときも「く、とう」「もくとう」と両方ある。
「黙」で切っちゃうと、「も」が強くなって、「黙祷」と一気に言えば、
「も」と「く」は同じ強さ。
「黙して語らず」の「黙して」だと「くして」も「もくして」も両方OKとか、
前後に来る言葉で、同じ語でもアクセントは変わるのです。
とはいえ、僕は東京下町の出だから、標準語(共通語)にうとい部分もありますがね。

僕は日本語のアクセントには2つあると言っています。
文章上のアクセントと単語でのアクセント。

なんてところが、朗読指導には向いていないと思うのですが、
こうしてやっているわけで。

☆☆☆

まだ先生の話は続きます。
あんまり面白くてコピー用紙の裏に走り書きしたけど、
1から11の番号ふった中の「5」くらいまでを上に残しました。
つまりこの倍は話して、やっと朗読レッスンが始まる。しかし、
「朗読をするためには、モノをいっぱい知っていなくてはならない」
ということが根底に流れているから、この長い話も興奮するほど面白いのでした。

削除〜!となったら、消してしまいます。

おやすみなさい


posted by OUT老 at 23:10| Comment(0) | 日々のもろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月26日

童貞歴1000年を超える孫悟空が、なんと!

いつもながら、日々のもろもろを書いて
OUT老のブログ更新をいたします、
OUT老宣伝係のシマカワです。

この3月は、OUT老の阿部Pこと阿部義さんに
力強いお誘いを受けて、日赤朗読赤十字奉仕団の
朗読勉強会に通っています。

朗読講座の講師は、今年また公演が予定される
白石加代子「百物語」の演出家でもある、
かもしたしんいちさん。鴨下信一さん!!

OUT老の看板女優、中島悦代さん、阿部さんも参加の
その講座の驚くべき内容は、後日報告するとして、
本日は別の朗読演出家、そして声優、俳優でもあり、
OUT老の面々が集まるきっかけをつくった
シニア演劇の指導者の面も持つ壤晴彦さんによる
「特別な」朗読パフォーマンスをご紹介。

本日です。本日限り。

壤晴彦 秘本朗読シリーズ第5弾
筒井康隆作『魚藍観音記』

日時:2018年3月26日14:00
    2018年3月26日19:00
会場:恵比寿エコー劇場
料金: 3,200円 (当日券は開演1時間前から劇場受付で販売)
開場:各回開演の30分前
上演時間:約80分(休憩はなし)

秘本朗読、というのは、エロエロすぎて発禁になった本や
発禁にはなっていないけどとにかくポルノ、というような本を、

ライオンキングの「スカー」、
バグズライフの「ホッパー」、
パイレーツオブカビリアンの「バルボッサ」
ジェーン・ドウの解剖の「検死官トミー」

などの吹替えでも知られる壤晴彦さんが、くそまじめに
エロエロに読むというもの。
ここ数年、やっていて、これが第5弾。

壤さんのシェイクスピア劇より、おれはこちらが好き、
というファンもいるそう。

今回の内容は、元の本が文庫版になったものの記事を
amazonのサイトで見ると、こんな感じ。

内容(「BOOK」データベースより)

童貞歴一千年孫悟空が、神と畜生の垣根を乗り越えて、

観音様と禁断の関係に踏み込むポルノ版西遊記「魚籃観音記」。 

(後略)            

内容(「MARC」データベースより)

駘蕩たる南風が悪いのか、観音様と孫悟空が禁断の関係に。

度肝を抜くポルノ西遊記ほか、猛毒ドタバタ、ジャズ愛、

甘美な幻想、全部入った作品集。

私ももちろん行きますわよ!





posted by OUT老 at 10:25| Comment(0) | 日々のもろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
一番バッター
 
■・お問い合わせフォームは
こちらから!
カテゴリ
”OUT老”について(2)
お知らせ(8)
公演のご案内(10)
日々のもろもろ(229)

にほんブログ村 演劇ブログ 劇団・役者・裏方へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

最近の記事
(06/26)草むしりのときの苔むしり
(04/19)文字を目で見て声にすること
(03/26)童貞歴1000年を超える孫悟空が、なんと!
(02/19)志賀直哉とシェイクスピアで二人の王
(02/10)浦島太郎を岸田國士が虹色の幻想に
最近のコメント
ある演劇少女の軌跡「楢山節考 孝」 by やれやれ (11/27)
キネマの天地、相当オモシロイ! by シマカワ (04/25)
つながり、つながる……で思い出すのは by シマカワ (12/04)
お芝居に常連さん以外の人を集める手段  by OUT老 (08/22)
お芝居に常連さん以外の人を集める手段  by 金沢ティーンズミュージカル遠田楓の母 (08/01)
リンク集
The floral Arts
過去ログ
2018年06月(1)
2018年04月(1)
2018年03月(1)
2018年02月(2)
2018年01月(1)
2017年12月(1)
2017年11月(1)
2017年10月(1)
2017年09月(4)
2017年08月(1)
2017年07月(2)
2017年05月(2)
2017年04月(2)
2017年03月(4)
2017年02月(1)
2017年01月(1)
2016年11月(4)
2016年10月(4)
2016年09月(3)
2016年08月(1)
タグクラウド
QRコード
RDF Site Summary
RSS 2.0