2020年08月21日

イヤミスの女王、沼田まほかるの世界

こんばんは
OUT老の役者連になりかわり
日記でブログ更新中の宣伝係シマカワです。

2020年7月の観劇記録、4番目に登場するのは
7月12日(日)に見た「林檎曼陀羅」。
すごかった! 照明、青い粉、中央の女性の動き。
上手下手で語る人たちのそれぞれの個性、感服!

☆☆☆

”イヤミスの女王、沼田まほかるの世界を
お楽しみください”と、朗読家の知人から
おしらせのあったのが、6月初旬。
新型コロナウイルスの影響で、芝居や映画を
見ることが難しくなっていた頃なので、
うわっと飛びつき、すぐに予約しました。

とはいえ、「イヤミス」って何?
沼田まほかるとは? 小説家の名前かそれとも…
などなど、物知らずの私。
後味の悪いミステリー、読むのがつらくなるような
描写のあるミステリー小説を「イヤミス」と
呼ぶことをその後、知りました。

☆☆☆

日時:2020年7月12日(日)11:30
会場:座・高円寺2
公演名:劇団 月のシナリオ「燃える嘘 燃えない嘘」
料金:2,000円
構成・演出:清家栄一
舞台監督:白石英輔 鈴木政憲 照明デザイン:阿部康子
照明オペレーター:藤田隆広 新宅由佳 松田桂一
音響:角丸雄亮(DISCOLOR Company)
小道具協力:片山三花子 制作協力:渡辺智子
VTR撮影:観劇三昧 協力:クロスオーバー 羽子田洋子
主催(?):アナザーライフ協会 シナリオクラブ

各作品タイトルと出演者(カッコ内は原作者):
1.ゴミ(宇野イサム)
 木村純子 江原ゆかり 北岡久子 東遙
 田中貴子 朋香
2.普通じゃない(沼田まほかる)
 のあ 小川明子 鈴木那生 石島友子
 千春 川名久雄 北岡久子 友村宏子 東遙
 木村純子 江原ゆかり 田中貴子 鬼京芋孫
 八田陽子 府川和枝
3.林檎曼陀羅(沼田まほかる)
 安藤圭子 青木未来 鶴目悦子 小池幸恵
 八田陽子 紫水章太郎 石島友子ほか

3の「ほか」には、1、2に出演した人たちが
「姑を探す町内の人々」という役で大勢出てきます。
町内の人々はマウスシールドやマスクをしている。
上記は昼夜2回公演の昼のキャストで、夜のキャストの
お名前はここでは省略。ごめんなさい。
夜の方々も「ほか」に入ってました。
昼と夜どちらにも出る方もいます。

☆☆☆

1と2が、ちょっと合体した感じの内容で、
2まで終って拍手なしで休憩。その後、3でした。
私は、合体しているのを理解していなくて、
休憩前が「ゴミ」という芝居、休憩後が「普通じゃない」
と思って見ていたので、2幕目の途中で、
舞台上に「シャドウ」(黒子)が数人乱入、
次々に大量のゴミやCD、本、ガラクタを投げ捨てる場面で、
「こりゃあ、3幕目が大変だー」と思ったり。

出演者の数がこれほど多い舞台を、この時期やるのも
苦労だらけと推察しましたが、工夫も面白く、
たとえば、小説の地の文を舞台の上手と下手に
各1人が立ってかわりばんこに語る。
一方、中央では台詞も動きもある演技をする人。

上手と下手の人は、地の文語りだけでなく台詞も言い、
芝居中盤で同じ役をまた別の人にバトンタッチして退場。
などなど、興味深い構成でした。

1人の登場人物を何人もの人がリレーでやるといっても
シス・カンパニー「叔母との旅」ともちょっと違う。
もう少しその部分は動きのない、ナレーターみたいな扱い。
(台本は手にしていません。プロンプターもいるもよう)

以前、「シナリオクラブ」の紹介チラシで
「プロの俳優と台本の読み合わせ」
「数百人の観客の前で演じる俳優との掛け合いを楽しむ」
「日常とは異なる別の世界を体験するカルチャー教室」
のような文面にひかれたことがあります。

読み合わせが中心の教室から発展して、
このカタチなんだなあと腑に落ちる舞台。
自分の思うとおりにやる、正解はひとつじゃない、
個性はそれぞれで違っていい、という方針どおり(?)
1人の登場人物の語りが4名以上でテイストさまざまに
行なわれても、いやな感じが全然しない。
むしろ面白い。という感じ。

公演後、ツイッターを見ていたら、清家栄一さんが
劇団 月のシナリオの看板を背負っている人たちは
すでに「素人の趣味」の域を超えているとつぶやいておられました。
たぶん劇団員であろう方の
「素人の趣味のお芝居なんて」世の中で重要度が低いもの
だろうとわかっているけど、私の中では絶対消せないもの…
というようなつぶやきを引いてい言われていたような。

なんか、OUT老の役者連の顔が目に浮かんできましたぜ!

アマチュアだけど本気。OUT老の舞台もまた見たいなあ。

☆☆☆

新型コロナウイルス感染拡大防止のための工夫が
劇場との協力の上で細かくなされて、
チケットも予約のみ。入口検温はもちろん、
マスク着用、会話控えめになどの呼びかけもあります。

この公演を知らせてくれた知人からの6月8日のメールに
来場者の氏名・住所・電話番号を会場に届け出ますがいいですか?
とお尋ねがありました。もちろん答えは「OK」。
本日記ですでに紹介した3つの公演もほぼ同じですものね。
もしもの場合のために連絡先を提示。
公演後一定期間を経て個人情報破棄という仕組み。

「出演者・スタッフへの差し入れ不可」
「終演後の出演者との面会不可」も同メールで。

公演当日、私の家検温では左36.1℃、右35.9℃。
40分間くらい炎天下を歩いて会場入りしたので、
入口検温が心配でしたが、そんなことで体温は
急上昇したりしないみたいで、合格でした。

日頃、シルバー人材センターのアパート清掃の仕事で、
共用ゴミ箱に捨てられる未分別ゴミ袋の整理に
苦労している私は、「ゴミ」と聞くと興奮します。
というわけで、1の「ゴミ」の描写が
つっこみたいこといっぱいだった。
そもそも「燃える、燃えない」でゴミを語ることが昔すぎる、
とにかく可燃ゴミと缶や瓶を一緒の袋に入れないで、
今は…なんて、アンケートに書いて、
頓珍漢ぶりを発揮してしまいました。

でも、面白かった。許してね。オヤスミナサイ
  


                   
















posted by OUT老 at 19:03| Comment(1) | 日々のもろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
イヤミスの女王、ではなく、
「イヤミス」三本指に入る沼田まほかる
というのが、知人のおしらせ文言でした。

あとの二本指は、湊かなえ、真梨幸子さんだとも書いてありました。今頃訂正ごめん。
Posted by シマカワ at 2020年08月30日 15:03
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