2017年10月28日

ある演劇少女の軌跡「楢山節考 孝」

OUT老の役者について、公演情報です。

「楢山節考 考」特別公演
日時:2017年11月8日(水)18:30
    2017年11月9日(木)14:30
会場:秋田県民会館ジョイナス
上演時間:約1時間
入場料:一般1,000円、高校生500円
チケット:秋田駅ビル・トピコ2階 caoca広場サービスカウンター
脚色・演出:多賀谷忠生
出演:中島悦代

先日、中島悦代、大塚みどり、阿部義高ら、OUT老役者が参加した
「あの人の待っている夏。」を観劇した際、中島さんから
「週刊アキタ 平成29年10月13日(金)」のキリヌキをいただきました。

上の公演情報は、そのキリヌキからのキリヌキ。

2015年、2016年と2年にわたり、下北沢のGeki地下リバティーで、
ひとり芝居を敢行した中島さん。
「楢山節考」を秋田出身の中島さんが秋田弁で演じるというものでした。
脚色と演出の多賀谷さんも秋田県大館市出身。
その話が、秋田の同級生らに伝わり、
秋田大学附属中学校卒業60年を記念する同期会の
催しのひとつとして、2017年11月の秋田公演が決まったとのこと。

中島さんは、母「おりん」、息子「辰平」、そして村人たちを演じます。
大学から東京に出たという中島さんは、長らく秋田弁から離れていたものの、
脚本を読んで、しゃべっていくうち、幼いとき近所のおじいさんやおばあさんが
使っていた言葉が全部入っていることに気づいたと、週刊アキタの記事にあります。

「秋田弁で話すから演じることができる微妙な感覚というものも確かにあって、
標準語では表せないものがあります。(中略)
秋田の方たちは、秋田弁で聞いてどう感じてくださるでしょう!」

この記事で知ったのは、中島悦代演劇略歴。

・秋田県の中学、高校で演劇部に所属
・大学・結婚・子育てを経て、40歳頃から現在まで約35年演劇に関わる
(この間、「リヤ王」「楽屋」「逃亡の記憶」ほか、さまざまな舞台を経験)

「中学時代という人生のごく初期の若い日に、一緒に輝いていた記憶と絆があったからこそ、
60年後にまた一丸となってイベントを打ち上げることができる。
今回は私の芝居でしたが、人生のつながりの中では、後期高齢者となっても
まだ何かしら熱くなるものを持ち得るんですね」
と語っています。

秋田県におすまいの方、この熱〜い女優を見にきてください。
短い芝居ですが、過去2回とも見た私シマカワも推薦します。

☆☆☆

熱〜い後期高齢者といえば、昨日10月27日に
某高齢者施設で、「日赤朗読奉仕団」が行う朗読会を
見学してきました。
「みなさ〜ん、お元気でしたか? 
東京オリンピックも近いですね。元気でオリンピック見ましょうね〜」
と、OUT老の阿部義高さんの司会で始まる会。
1時間があっという間でした。

阿部Pは、司会だけで、他の4組が朗読。
とはいえ、阿部Pは、落語の枕や、TVのバラエティ番組で勉強しているのか、
司会の合間に、面白いことを言ったり、川柳をよんだりします。

「みなさ〜ん、か・き・く・け・こ、覚えてますかあ?
かぜひくな、気にやまない、くは覚えてらっしゃいますかあ?
食い気は? おさえめにして、ハラはちぶめ〜・・・」

川柳も、どこから持ってくるのか、面白い。
「そういれば、ささやくあいも、えあーもれ」
「こんかつととんかつくべつつかぬみみ」
「あつげしょうわらうていしゅはうすげしょう」

20名ほどの観客、そのうち6名が男子。
川柳も、大きな声で明朗にいうから、こんなひらがなムード。
皆さんよく笑っています。

「うすげしょう」は「薄毛症」かしらね。
文字で見ればおかしいけど、音だけでは伝わりにくいわね、など
心のうちで思いながら、私は聞いていましたが、ウケてた。

私自身は、これまで、芝居の経験はあっても、
人前で朗読というのはなかったけれど、今回、日赤朗読奉仕団の
活動を目の前にして、いろいろ勉強になりました。

車椅子の人、杖をもっている人、おしゃれしている女性、
いろいろな人生経験を積んできた人たちの前で、しゃべる、朗読する、歌う、
観客の気持ちをつかむのは、かなりの努力がいるものだなあ、なんてね。

最後に朗読したフカザワさん。ある詩集を読んで、男女ともに惹きつけていました。
最後に挨拶して退場する際、「きれいね〜」の声が、端の椅子の女性から。

そう、口紅をきっかり塗り、アクセサリーも光るものを程よくつけ、
服装も普段着よりちょっとおしゃれな感じにするのも、
人前でパフォーマンスするときの心がけ。と、フカザワさんに
帰り道教えられ、家に帰ってメモしたことでした!

そういえば、阿部Pも、上着の下が赤いチョッキで、
ヘアメイクもうまくいってる感じでした。なるほど!

☆☆☆

とりとめもなく終わり。

今日は、18:30からの「リチャード三世」観劇予定。
「シェイクスピア全作中、最も胸躍るピカレスクロマン」なんて、
東京芸術劇場のサイトに書いてある。
ルーマニアのプルカレーテ演出、渡辺美佐子以外、すべて男性役者。

どうなのかな? ワクワク!



posted by OUT老 at 13:11| Comment(1) | 日々のもろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ゴマスリご苦労さん
Posted by やれやれ at 2017年11月27日 16:49
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